「しんぶん赤旗」2011/02/05
長崎市長も核廃絶新署名に賛同
 県原水協の要請に

  長崎県原水協は3日、長崎市役所を訪れ、各団体の代表とともに田上富久市長と面談しました。
 原水協の代表らは田上富久市長に、新しい署名運動「核兵器全面禁止のアピール」への賛同と15日に開かれる発表集会への出席を要請しました。
 
 新署名は、核兵器廃絶への世界の気運をさらに高めるため、日本原水協がとり組むもので、東京、広島、長崎で15日、同時に発表することにしています。
 
 県原水協の片山明吉代表理事が、新しい署名のポスターを手渡し、市長も賛同を表明。市長は、集会に参加はできないため、代理が出席することを約束しました。

 片山氏は発表を15日にしたことについて、2003年2月15日に「イラク攻撃に反対して世界各地で大規模な抗議行動が展開された日」、昨年同日に「NPT再検討会議に向け、世界の250団体が一致して『核兵器廃絶条件の開始』を要求して行動することを呼びかけた日」であることを強調しました。

 また、この署名が国際的にも大きな賛同を得られていることを説明し、「核兵器の廃絶こそ、『核拡散』を防止する保障です」と訴えました。