県庁前で「一刻も早く開門を」
塩川衆院議員と党県委 

 菅首相が福岡高裁の「開門命令」の判決に対して、「上告しない」と表明したことを受け、党長崎県委員会と塩川鉄也衆院議員議員は16日朝、県庁前で訴え、ビラを配布しました。

 塩川衆院議員は、「菅首相の上告断念」を歓迎すると述べ、開門めざし運動をすすめてきた漁民や市民の長年にわたる奮闘をたたえました。

 そして、「いま大事なことは、漁民、農民、住民を含む協議会を設置し、開門にむけた話し合いを始めることだ。その中で、開門に不安をもっている営農家や関係住民にも、政府の責任で丁寧に理解を求めることが大切」と指摘しました。

 さらに、日本共産党は国会でも県議会でも一貫して「農業も漁業も防災も」の立場で開門を求めてきたことを紹介しながら、いっせい地方選挙での支援を呼びかけました。

 「ただちに開門のための協議会の設置を」と訴える党県委員会のビラを受け取り、熱心に読む労働者も多く見かけられ、車からVサインを示し支援する女性もいました。