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保育園3歳児以上に主食出して
長崎市に保護者ら署名
長崎の保育を充実する会人は10日、長崎市に「市の責任で、安心でおいしい主食を保育所の3歳児・4歳児・5歳児に提供することを求める要請書」を2782人分の署名とともに提出しました。
1948年に3歳児以上を保育する制度として発足した公的保育制度は62年経過する現在も当時の食料難と同じ基準のままです。児童福祉施設である保育所でも副食しか提供されない現状となっています。
2歳児から3歳児のクラスに上がった途端、各家庭から主食を持参する必要があり、夏は暑さで主食が傷みやすく、冬は冷たい主食を提供するといった状況です。
市の保育所に子どもを預けている保護者を代表して20代の女性が請願書を読み上げ、民間の保育所などで集めた署名を持って申し入れました。参加者から「子ども手当よりも保育所の充実を」の声が上がりました。
請願は、すでに定例長崎市議会厚生委員会で賛成多数で採択されており、13日の本会議で委員長報告があり、採決が行われます。 |