ニホンミツバチ守れと講演会
佐世保市

  21日、佐世保市の「アルカス佐世保」で、「ニホンミツバチに学ぶ・人と自然とのかかわり〜COP10について〜」の講演会が行われました。
 
 主催したのは、「ミツバチたすけ隊」(久志富士男隊長)。ニホンミツバチが絶滅の危機に瀕している現状を、一刻も早く改善しようという有志の集まりです。
 講師を務めた久志冨士男さんは20数年前からニホンミツバチの生態研究と普及に専念し、戦後、離島で絶滅したニホンミツバチを復活させるた養蜂家として広く知られています。

 久志氏は、ニホンミツバチとセイヨウミツバチを比較しながらニホンミツバチの生態について解明。ニホンミツバチの減少の原因が農薬であると、問題提起しました。そして、現在使われている農薬が人体にどのような影響を及ぼすかについて、実体験をもとに詳しく語りました。

 参加者の中には、わざわざ東京から駆けつけたNPOのメンバーもいて、熱心に講演に聴き入っていました。