地域の宝生かそう 
にぎやかに商工フェア開催

 長崎県商工団体連合会は7日、東彼杵町で「商工フェア」を開催しました。

 「やるばい、よかばい、魅力がいっぱい」をテーマに、厳しい経済状況に活力を生むため、県内の民主商工会が企画。「地域の宝を生かし、新時代をきり拓こう」と呼びかけ、会場では民商会員の店舗と催しが軒を並べました。

 舞台では、コスモス太鼓や皿山人形浄瑠璃(写真)、津軽三味線が披露され、長崎の伝統と文化を感じました。

 長崎県観光マイスターでもある、させぼ四ヶ町商店街協同組合理事長の竹本慶三さんが、「まちを元気にする」と題して講演。
 大型商業施設の登場で地域の商店街の活気がなくなったことに対し、お祭りイベントの利点を強調しました。「『理動』という言葉はない」という詩人・相田みつをさんの言葉を例に挙げ、「理屈では人は動かない。感動は人と人との出会いから生まれる」と述べました。