「しんぶん赤旗」2010/11/9
市立病院の独法化阻もう 
長崎市で決起集会

  長崎市役所従業員組合・市民病院支部・成人病センター支部は5日、長崎市内で地方独立行政法人化阻止決起集会を行いました。

 神奈川県立病院労働組合の副執行委員長である杉田厚さんが講演を行い、地方独立行政法人化について講演。「公務員の身分を失うというのは慎重な対応をするべきで、長崎市の一方的なやり方はとんでもない」と述べました。

 参加者から、 「良い医療をしたいが、自分の労働がどうなるか不安がある。この不安な気持ちを運動する時に言っても構わないのか」(市民病院看護師)、「市民病院を必要とする人たちは多い。困る人が出るのではないか」(元市役所職員)、「施設潰し・福祉潰しが進んでいる。長崎市は現場医療を捨てているのではないか」(自治労連)などの発言がありました。

 日本共産党の中西敦信市議と原口ひふみ市議候補も参加しました。