2010/11/04「しんぶん赤旗」
被爆者援護法「改正案」の学習会
 長崎市

  長崎被爆地域拡大協議会は1日午後1時30分から、市議会・中会議室で被爆者援護法改正案の学習会を開きました。

 長崎被災協の山田拓民事務局長は、30年ぶりに開示された「原爆被害者対策基本問題懇談会」(略称・基本懇)について説明し、政府の被爆者対策の方針を明らかにしました。

 被爆者援護法の改正案として、原爆死没者への損害賠償金や被爆者全員に賠償金の支給、被爆者に医療の給付と手当の加算、被爆2世・3世にも手帳を発行し、医療費を支給、在外被爆者に対しても法の完全適用、被爆者健康手帳の交付要件の改善など、これらの国家補償を求めて運動していくようです。

 20人の参加者があり、長崎市議会議員の津村国弘さん、内田隆英さん、牧山隆さんと、長崎市議会議員候補の原口ひふみさんも参加されました。