米臨界前核実験に抗議し、

 原爆写真の展示と署名
 


県原水協が平和公園で

 長崎県原水協は14日、長崎市の平和公園でアメリカの臨界前核実験に抗議するパネル展と宣伝・署名行動を行いました。

 この日の平和公園は、カナダからの観光客を乗せた豪華客船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」号の観光客、小・中学生の修学旅行、一般の観光客など多くの人たちが訪れていました。

 原水協のメンバーが、「アメリカの核実験に抗議する」、「核兵器廃絶のために署名にご協力ください」と書かれた横断幕を張り、署名用の机をならべると、机の前は署名する人たちでいっぱいになりました。

 外国人観光客はほとんどの人たちが、英語で書かれた署名用紙をしっかり読んでサインしていました。国内の観光客の一人は、「オバマさんもいいこと言うが実際が伴わん。一度、長崎と広島には来てもらわんといかん。被爆地に来て核兵器の廃絶に力入れんばいかん」と、署名しながら話していました。
 約1時間で198人から署名が寄せられました。

 同時に展示された被爆の惨状を伝えるパネルを、外国人観光客は深刻な表情で見入っていて、多くの人がカメラがシャッターを切っていました。

 この行動には、原口ひふみ長崎市議候補も参加し、署名を呼びかけました。