「しんぶん赤旗」2010/10/6
県議会議長らと懇談
 
尖閣諸島問題の見解届け 
党県委員会

 日本共産党長崎県委員会の山下満昭委員長と堀江ひとみ副委員長(県議)は5日、尖閣諸島問題での党の見解と関連資料をを県議会議長と、県内の各政党・会派に届け懇談しました。

 県議会ではこの日、尖閣諸島問題での意見書が採択される予定であり、その裁決前に届けることにしました。

 懇談した末吉光徳議長は、「こうした(領土)問題は、もっと前々からきちんと言っておくべきことだった。見解は読ませてもらう」と話し、「共産党にはぜひ伸びるように頑張ってほしい」と期待を語りました。

 また、資料を手にして「これがテレビで放送された長崎領事の感謝状ですか」、「この問題で一番ハッキリとものを言っているのは共産党だと思う」と語るなど、どの政党・会派も党の見解に共感を示してくれました。

 この日、長崎市の諏訪神社前では、日本共産党の内田隆英長崎市議が、支部の党員と共に訴え。「尖閣諸島は侵略戦争で日本が手に入れたものでなく、歴史的・国際法的に正当な日本の領土です。中国も75年間何の抗議もしてきませんでした」、と「見解」の立場を語り、「日本の政府は大義を堂々と主張すべきです」と、訴えました。