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9条守れ 国民の声
長崎・浦上の会結成5周年集会
長崎市の浦上地域でほ動する「うらかみ九条の会」は25日、長崎市内で「結成5周年の集い」を開きました。
カトリック長崎大司教区の高見三明大司教が「9条は平和の力」と題して、記念講演しまレた。
高見氏は、「日本の戦前の歴史は、侵略を繰り返し、日本国民だけではなく、多くのアンアの人々を傷つけ殺レてきた歴史だ」と指摘。
「戦争ですべてを失った日本が、唯一得たのは憲法9条だ」と語った作家・城山三郎氏の言葉も引きながら、「9条を守れ、というのは日本国民の本当の声です」と語りました。
同地の浦上天主堂で被爆した「被爆マリア像」を持って、ローマ教皇や国連事務総長に会い、被爆の実相を伝えてきた高見氏。
9条の会のネットワークを広げるのと同時に「人々が互いの歴史、文化、信仰の違いを乗越えてつながっていくことが平和の基礎になります」と訴えました。 |