「しんぶん赤旗」2010/7/27
平和大会12月に変更 
 沖縄県知事選支援後に
                 *写真は2004年佐世保市での開会総会

 2010年平和大会実行委員会はこのほど、11月20日〜23日に長崎県佐世保市で開催予定だった平和大会の日程を、12月2日〜5日に変更することを確認しました。

 日程変更は、沖縄県知事選挙の投票日が11月28日に決まったことを受けたものです。米軍基地撤去をめざす日本平和大会としては、知事選勝利への全国的支援を集中したうえで、日本平和大会を開き、来年の展望を明らかにしていくことが適切だと判断しました。

 長崎県実行委員会では、「海兵隊を載せて出撃していく強襲揚陸艦など佐世保米軍基地のあり方を問うことと、沖縄のたたかいは一体だ。沖縄県知事選の勝利を踏まえて大会を成功させよう。佐世保のたたかいが盛り上がるきっかけにしていきたい」(佐世保市平和委員会)「佐世保の問題を県民の問題として考えるチャンスにしていきたい」(新婦人)など、大会に向けて草の根の運動を広げる決意が語られました。

 平和大会のメインスローガンは、「核兵器も基地も軍事同盟もない平和な日本とアジアを−いま、沖縄と心一つにむ」。国際シンボジウムのテーマは「米軍基地・軍事同盟のない平和なアジアの実現をめざして」(マレーシア、アメリカ、韓国、日本からパネリストの予定)です。

 変更後の日程は、12月2日(木)が、国際シンボジウム、3日(金)が基地調査活動と開会総会、4日(土)がシンポ・分科会、交流と文化の夕べ、5日(日)が屋外集会・佐世保市内パレードとなっています。

 問い合わせは実行委員会рO3−3451−6377(日本平和委員会)