「共産党はアメリカまで出かけて頑張っている」 
ふちせ候補の訴えに共感
諫早市で演説会

 日本共産党諫早市委員会は13日午後、ふちせ栄子参院選挙区候補を迎え、小栗ふれあいセンターで、演説会を開きました。

 西田京子市議が国保税問題、中野太陽市議が諌早湾干拓問題を語り、ともに参院選での支援を呼びかけました。

 拍手で迎えられたふちせ栄子候補は、鳩山前首相の退陣で菅内閣が誕生したが、「政治とカネ、迷走した普天間問題で全く反省がない」と指摘しました。

 そして、沖縄の「琉球新聞」の紙面を示しながら、普天間基地は無条件撤去しか解決策はないと強調。「日本共産党の志位委員長はアメリカ政府にそのことを堂々と主張した。こうした党を伸ばしてほしい」と訴えました。

 また、菅首相が施政方針演説で、衆院選のときに掲げた「国民のくらしが第一」という言葉を全く使わず、国民に負担を押しつける消費税増税に進もうとしていると批判。「大企業がため込んでいる内部留保をわずかに活用するだけで、629円の最低賃金を引き上げ、非正規の労働者を正社員にすることができる」と強調しました。

 ふちせ栄子候補は最後に、比例では日本共産党を大きく伸ばし、北九州で同郷の仁比参議院議員を含む5人を必ず国会へ。長崎では私に国会で働かせてほしい」と、力強く呼びかけました。

 参加した女性は、「共産党がアメリカまで出向いて頑張っていることを、初めて知りました。応援するのでぜひ頑張ってほしい」と、期待の気持ちを語っていました。