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紙氏迎えて演説会
ふちせ候補訴え
参院選での日本共産党の躍進をめざし、紙智子参院議員を迎えての演説会が23日、長崎市民会館で開かれました。
NPT会議で訪米した長崎県被爆者手帳友の会の井原東洋一会長が来賓あいさつ。間近で見た志位和夫委員長のアメリカでの活躍に「日本共産党は大きな役割を果たした」と高く評価しました。
紙氏は、口蹄疫の現状と党の取り組みを紹介し、「農家が希望をつなぐことができる対策の実現に全力を尽くす」と決意を述べました。
基地問題では、迷走する民主党政権を批判。「基地がある限り苦しみはなくならない。根本には安保がある」と指摘しました。さらに安保と農業の関係にも言及。党が国会で果たしている役割にふれ、「党が大きくなれば必ず変わります。今、歯車をグルッと動かすときです」と力強く訴えました。
参加者は、紙氏の訴えに大きな拍手で応えました。
ふちせ栄子参院選挙区候補は、「みなさんの声をなんとしても国会に届けたい。今度こそ国会に送ってください」と支援をよびかけました。
参加した松永二郎さん(52)は、「国会での論戦はじめ党の役割がよくわかりました」と話しました。 |