「しんぶん赤旗」2010/5/25
県民医連が総会
 社会保障の充実を

  長崎県民主医療機関連合会は22日、長崎市内で総会を開きました。

 平和と民主主義、社会保障の確立めざす活動方針を決定しました。

 「4.25沖縄県民大会」「NPTニューヨーク行動」参加者がその活動をいきいきと報告しました。

 永田勝美事務局長が、医師増員を求める「ドクターウェーブ」での県内で新たな共同の広がりや臨床研修施設認定取得、無料低額診療の開始、友の会活動の前進などこの間のとりくみを報告。

 「貧困と格差」拡大のなかで広がる「健康格差」に立ち向かい、「いのちの平等」の理念を掲げて奮闘しようと呼びかける方針案を提起しました。

 討論では、国保問題での運動の広がりや小規模臨床研修病院排除の動きに反対する取り組み、反核平和のたたかいなどが報告されました。

 総会で「社会保障を拡充させ、憲法を活かす国づくりのために、参議院選挙に立ちあがろう」と呼びかけるアピールが採択されました。

 平野友久会長が再任されました。