「しんぶん赤旗」2010/5/4
NPT再検討会議に呼応 
長崎市でピースウォーク


  NPT再検討会議へ向けたニューヨーク行動に連帯する国際共同行動の一環として3日、長崎市でピースウォーク(実行委員会主催)が取り組まれ、市民約150人が参加しました。

 爆心地公園の中心碑前で開かれた出発集会で広瀬方人実行委員長が、「被爆者と世界中の支援者の運動でこそ長崎を最後の被爆地にできます。ニューヨークと心を通い合わせ、NPT再検討会議の成功を願って歩きましょう。」とあいさつ。

 「ピースウォークfrom沖縄・長崎」を歩いた日本山妙法寺の石橋行受上人のメッセージが読み上げられました。

 参加者全員が手をつないで中心碑を囲み、11時2分に黙とうしました。

 高校生1万人署名のメンバーをはじめ参加者は黄色いリボンや折り紙の兜をかぶり、長崎市公会堂まで歩きました。

 参加した58歳の女性は、「アメリカ市民に『核兵器のない世界を』の署名の重さを感じてほしい」と話しました。