南島原市議
 得票を3倍に伸ばし
  桑原、小林両氏が当選



 25日投開票された南島原市議選で、日本共産党のくわはら幸治(70)=現、小林ともなり(65)=新、両氏が当選し、2議席を得て議案提案権を獲得しました。

 小林候補の選挙事務所では詰めかけた支持者が庭で選挙速報に見入り、優勢が報じられると「おーっ。やった!」と大きな歓声と拍手が夜空に響きました。

 支持者は「もう間違いない」と当選を喜び合いました。(写真上)
 
 西有家町議時代から9期目をめざしたくわはら候補の事務所でも、当選の報にみんなで万歳。互いの労をねぎらい、固い握手を交わしました(写真下)。
 両氏は、国保税の引き下げや高齢者へのタクシー券支給、小学校統廃合計画撤回などを訴え、2677票を獲得しました。

 前回市議選時得票を3倍化、得票率で3.2倍化しました。

 2009年衆院比例選挙比で得票2.73倍化、得票率で2.48倍化となりました。
 
くわはら氏は、同時に行われた市長選で新人が当選したことに、「だれが市長になっても、住民のくらし・福祉を守るという市政本来の役割を果たさせるため、今後も監視役としてがんばる」。

 小林氏は支持者を前に、公約実現に力を尽くす決意を述べました。