|
石木ダム座り込み現場
県知事姿見せず
長崎県の石木ダムの付け替え道路建設をめぐって、反対地権者らが中村法道知事に工事現場に来るよう求めていましたが、約束した22日、知事はダム建設事務所で待機し、現場に姿を見せませんでした。
「石木ダム建設絶対反対同盟」や支援者は雨の中、午前7時過ぎから付け替え道路の建設現場入り口に横断幕を掲げて座り込み、知事を待ちました。
約束の7時30分になっても知事が現れないため、メンバーが石木ダム建設事務所に電話し、知事に来るよう強く要請しました。
県はダム事務所での面会に固執しました。
県が3月、道路建設に着手してから地権者らは毎日、工事現場に座り込んでいます。去る20日、地権者らが知事に面会を求めて県庁で座り込みました。
今回の知事の訪問は、その際地権者らが要求し、県が約束していたものです。
地権者らは、「事務所でしか会わないというのは、会わないための口実だ」「知事は座り込みの現場を見るべきだ」などと批判しました。
座り込みには、地元川棚町の久保田和恵町議、山下千秋佐世保市議も参加しました。 |