「しんぶん赤旗」2010/4/21
沖縄と連帯し学習集会開く

  沖縄・普天間基地のたらいまわしに反対する沖縄県民に連帯して長崎県では安保破棄県実行委員会が17日、大村市で学習集会を開きました。

 県内各地から110人が参加し、普天間基地の無条件撤去の世論を広げようと論議しました。

 県労連の川崎一宏議長が、「全国の米軍基地撤去、安保条約破棄のたたかいを広げる第一歩にしよう」と主催者あいさつ。

 沖縄統一連の山田義勝事務局長が講演しました。

 山田氏は米軍基地の現状と被害の実態を告発。県民の米軍基地反対のたたかいを紹介し、「沖縄県民の願いは普天間基地の無条件撤去。日本のどこにもいらない。県内移設は許さない」と述べ、支援を呼びかけました。

 移設先候補地に上がっている大村市の久野正義市議は、住民の移設反対のたたかいを紹介し、「署名で大村市民全員が反対していることを示したい」と発言しました。

 山下千秋・佐世保市議は、核密約によって佐世保が日米共同作戦基地として巨大基地化したと指摘。「大村の移設問題は佐世保があるからこそ。沖縄、大村と連帯し、基地撤去の運動を進めたい」と決意を述べました。

 会場からも発言が相次ぎました。