「しんぶん赤旗」2010/4/04
職訓センター存続へ懇談 
ふちせ候補と堀江県議

 地域職業訓練センターが2010年度末で廃止されようとしていることから、日本共産党の堀江ひとみ県議、ふちせ栄子参院選挙区候補は2日、長崎県時津町の長崎地域職業訓練センターを訪れ、役員と懇談しました。

 センターを管理運営する県職業能力開発協会の葛屋(かつや)勇事務局長らが応対しました。

 堀江、ふちせ両氏は、厳しい雇用情勢の中でセンターが果たしている役割にふれ、党として国に廃止の方針を撤回するよう求めていることを紹介。利用状況など質問しました。

  葛屋氏は、センターの利用者が年間のべ1万3000人あることを明らかにし、「実技・技能試験場として有用。資格取得など提供の場が少なくなり、廃止されれば影響はある」と述べました。

 雇用・能力開発機構が設置した地域職業訓練センターは中小企業労働者の職業訓練等に施設を提供しています。

 国は、全国に83カ所あるセンターを今年度末で廃止し、自治体に移譲するとしています。