「しんぶん赤旗」2010/3/30
住民主人公の南島原市ぜひ 
赤嶺議員が訴え


 4月行われる南島原市議選を前に、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員を迎えての演説会が28日、市内2カ所で取り組まれました。

 くわはら幸治市議が弁士を務めた西有家町の会場には97人が、2議席目をめざす小林ともなり候補が訴えた深江町には164人が詰めかけ、話に聞き入りました。

 赤嶺氏は、普天間基地問題や「政治とカネ」、後期高齢者医療制度廃止の先送りなど民主党への失望が強まる中、財界中心、対米従属の政治から、国民の立場で政治を前に進める党の役割を強調。

 「党の2議席で住民が主人公の南島原市をつくろうではありませんか」と両候補への支援を呼びかけました。

 9期目をめざすくわはら市議は、「当たり前のことが通らないと悔しい思いをしてきた。一人では力が足りない」と複数議席に挑む思いを語りました。

 教師だった小林候補は小学校の統廃合計画撤回を訴え、「議席を勝ち取り、住民の要求を実現したい」と決意を述べました。

 ふちせ栄子参院選挙区候補も応援に駆け付け、議案提案権をもつ2議席の意義を強調しました。

 参加した30代の女性は、「小さな学校でこそ学力が保証されます。統合には反対です」と話しました。