「しんぶん赤旗」2010/3/26
憲法改悪阻止 運動高めよう 
共同センタが総会

  憲法改悪阻止長崎県共同センターは24日、長崎市内で総会を開き、改憲反対のネットワークの拡大など次期方針を決定しました。

 川崎一宏代表委員が、「憲法擁護と核兵器廃絶を結びつけた運動を高めよう」とあいさつ。

 大塚孝裕事務局長が経過報告しました。
 大塚氏は、毎月の街頭宣伝での市民と対話などこの間のとりくみを評価しつつ、改憲策動への危機感が薄れてきていると指摘しました。

 国民投票法施行に必要な法改正ができていない現状を報告し、「このような状況に追い込んだ国民のたたかいに確信をもって、国民投票法を施行させないとりくみを強めよう」と訴えました。

 重視すべき問題として、解釈改憲につながる民主党の「国会改革」、普天間基地移設問題、生存権を保障した憲法25条を守らせる運動をあげ、今後の活動を提起しました。

 普天間基地の移設候補地となっている大村市の新婦人のメンバーは、安保条約などの学習を力に基地移設に反対する「市民の会」を結成し、運動を大きく広げていることを報告しました。