「しんぶん赤旗」2010/2/19
長崎市が検討
 福祉医療現物給付

  日本共産党長崎市議団と党南部地区委員会が、長崎市に提出していた2010年度政策要求書への回答が15日おこなわれました。

 市は回答書で、心身障害者や母子家庭など福祉医療費について現物給付制度の導入を検討することを明らかにしました。

 また、これまで否定的だった住宅リフォーム助成制度について、「経済波及効果は一定有効」だとして「制度のあり方について研究したい」としています。

 党市議団は、回答書の前向きな部分について評価しつつ、さらに雇用・失業対策、福祉、医療などの充実を求めました。

 福祉医療費の現物給付について、田上富久市長は「2010年度中の導入を検討したい」と述べました。