普天間受け入れ拒否
 大村市議会が議決


  沖縄の米軍層天闇基地の「移設」先として名前があがっている長崎県大村市で12日、市議会が基地移設に反対する決議を日本共産党を含む全会一致で可決しました。

 決議は、鳩山首相の私的勉強会のメンバーが同市の海上自衛隊大村航空基地へのの移設を提示し、 与党国会議員が相次いで視察していることに懸念を表明。

 長年にわたる同基地の航空機訓練による騒音問題に解決の兆しが見えてきた矢先であり、住民に不安が広がっていると指摘し、市民生活に重大な影響を及ぼすとして「断固反対」を表明しています。

 決議可決後、松本崇市長が発言。「決議を重いものと受け止める」と前置きし、移設、訓練に「絶対に反対」と明言しました。

 その理由として、▽これ以上の騒音は受け入れられない▽事故や治安面で不安があり、安心・安全の市民生活に大きな影響があること−の2点をあげました。

 同市では基地に隣接する自治会が「絶対反対」の決議をあげています。

  *写真は大村市役所(同市HPより)