諌早湾の開門「賛成」に転換 
瑞穂漁協


 諫早湾干拓潮受け堤防の開門に関し、長崎県雲仙市の瑞穂漁協(石田徳春組合長、組合員69人)が開門調査を求める方向で一致したことが明らかとなりました。

3日の全員協議会で確認されたものです。

 組合長が堤防の開門について組合員に意見を聞いたところ、諫早湾干拓調整池の水質改善のために開門して海水を入れることが必要だという意見などが出され、反対意見は出なかったといいます。

 堤防閉め切り後、諫早湾ではアサリやカニ、魚など水揚げが激減し、厳しい経営が続いていました。

 長崎県が強硬に開門に反対するなか、長崎、佐賀両県の漁民が開門を求めて係争中です。

            *写真は瑞穂漁協の直売店(雲仙市HPより)