「しんぶん赤旗」2010/1/14
暮らし安心の市政に 
松浦市議選 安江候補が全力

長崎県松浦市議選が17日告示(24日投票)されます。
  日本共産党は安江ゆうこ候補(58)を擁立して議席回復をめざします。


 同市では5年前に安江候補の夫である安江岩夫氏が市議を辞職してから議席が空白となっていました。

 安江候補は、看護師・ケアマネージャーとして長年病院で働いてきましたが、要請を受け立候補を決意。今月、定年を前に病院を退職しました。
 10日、同候補の地元で開かれた演説会には予想を超える110人が参加。住民の期待の高さを示しました。(写真 中央が安江候補)

 安江候補は、貧しい炭鉱夫の家に育った生い立ちにふれながら、職場で目の当たりにしてきた福祉・介護の貧困さを告発。

 「生活を切り詰め、最小限のサービスでがまんしている人が多くいる。わたしの願いは懸命に働いてきた人たちが安心して暮らせる世の中にすること」だと声を震わせながら訴えました。

 夫の岩夫氏は、「妻は涙もろいが市役所との交渉などでは後に引かない。市議としてしっかりものが言える人」だと紹介しました。

 参加者からは、「安江さんの話に涙が出た」「本当によく世話をしてくれる。がんばってほしい」などの感想が寄せられました。

 党の市民アンケートには生活の苦しさを訴える声が多く寄せられています。また、松浦市はプルサーマル発電が始動した玄海原子力発電所がある玄海町の近隣市でもあります。

 市議選は定数19(1減)に21人が立候補を予定する少数激戦。

 安江候補は、国保税の1世帯1万円の引き下げや介護サービスの充実、プルサーマル発電の稼働中止を訴え、全力で議席回復に挑みます。