「しんぶん赤旗」2010/1/14
長崎県政チェンジへ 
つくる会 知事選に向け学習会


 長崎県知事選を来月に控え、長崎市民主県政をつくる会は11日、長崎市内で県政学習会を開きました。「県政をチェンジ」しようと約40人が参加しました。

 日本共産党の堀江ひとみ県議が県政について報告。諫早湾干拓や長崎新幹線、西彼杵道路など大型開発に莫大な税金を使いながら、高齢者の配食サービス補助の廃止など県民のためのわずかな予算を削る金子県政を告発しました。

地元紙の知事選アンケートの結果を紹介しながら、「多くの県民は大型開発を望んでいない」と指摘。「深町候補の政策こそ県民の声に応える政策」だと訴えました。

 あいさつに立った深町候補は、「金子県政が進めてきた大型開発をどう見直すかが問われている。『新幹線』は中止して、県民のために使うべき。知事選に全力を尽くす」と決意を述べました。

 参加者から「長崎県は人口流出県。雇用問題を考える点でも農業・漁業振興にもっと力を入れるべき」「県知事が変われば教育は変わる。授業料無償化になっても県独自の修学助成制度をつくってほしい」などの意見や質問が出され、深町候補は丁寧に答えました。

 事務局が知事選へ向けた行動提起を行い、決起を呼びかけました。