長崎県春闘共闘が旗開き


  長崎県春闘共闘会議の旗びらきが6日、長崎市内で行われ、参加者は労働者・国民が人間らしく働ける社会めざす決を固め合いました。

 あいさつに立った川崎一宏議長は、労働者を物扱いする大企業の横暴さを批判。

 「内部留保を労働者の雇用の拡大、賃上げに回させよう」「知事選と参院選の今年、国民に生存の危機を押しつけてきた構造改革、新自由主義に鉄槌を下すチャンス。ともにたたかおう」と呼びかけました。

 県労連一般労組の中国人技能実習生2人も参加。県労連役員が「奴隷労働」ともいうべきその労働実態を告発しました。

 各組合が決意表明。「地域経済立て直しの住民要求を掲げて、地域を変える運動の先頭に立ってがんばる」(建交労)、「合理化で200人のパート労働者の雇用問題に直面した。交渉で過去に例を見ない割増退職金を勝ち取った」(生協労組)、「失業者のセーフティネットである職業安定所・監督署が十分に施策を実施できる体制を勝ち取るためにたたかいたい」(国公労連)。

知事選や参院選への決意も語られました。

 「民主長崎県政をつくる会」の深町たかお知事候補は、来賓あいさつで知事選への支援を訴えました。