「しんぶん赤旗」2010/01/06
暮らし支える県政へ
 深町候補が決意

  2月の長崎県知事選をたたかう「民主長崎県政をつくる会」の深町たかお候補は4日、長崎市役所前で市議団とともに新年のあいさつを述べ、知事選への支援を訴えました。

 市議に続いてマイクを握った深町氏は、諫早湾干拓事業や長崎「新幹線」など大型開発中心のムダな公共事業を推し進め、県民のくらしをないがしろにしてきた金子県政を批判。

 県民のくらしや営業を支える県政への転換を呼びかけました。

 諫早湾干拓潮受け堤防の開門、本明川ダムや石木ダムの建設中止、県庁舎移転見直しの立場を明らかにし、「知事選は長崎県の行方を決める大切な選挙。これまでの金子県政をきっぱりと変える立場にたてるかどうか。県民が主人公の県政をつくる」と知事選に臨む決意を述べました。

 宣伝には「民主県政をつくる会」のメンバーも参加し、初出勤する市職員らに手を振ってアピールしました。

 参加した新婦人長崎支部の大橋由紀子事務局長(59)は、「医療や福祉など県民のくらしが優先される県政になれば暮らしやすくなります。政治は変えられると身近に実感できます」と話しました。

 深町氏は、元日にも初詣客で賑わう長崎市の諏訪神社前であいさつに立ちました。