参院選へ出足早く 
核廃絶への思い広げ 
ふちせ候補が訴え

 仕事始めの4日、日本共産党のふちせ栄子参院長崎選挙区候補は山下満昭県委員長とともにJR長崎駅前で宣伝し、通勤客らに新年のあいさつをおこないました。

 冒頭、ふちせ氏は核兵器廃絶に触れ、「オバマ発言を引き出したのは被爆地の核兵器廃絶の願い。被爆綜年の今年、『ナガサキの心』を大きく広げようではありませんか」と呼びかけました。

 また、昨年に引き続き深刻化する雇用問題や後期高齢者医療制度に言及し、「派遣労働の原則禁止を直ちに実施し、正社員が当たり前の社会をともにつくっていきましょう」「後期高齢者医療制度への怒りが政権交代をもたらしました。廃止が国民の声。直ちに実現させましょう」と訴えました。

 さらに、建設的野党として国民の要求を実現するために力を尽くす決意を述べ、7月の参院選での支持を呼びかけました。

 合わせて、2月おこなわれる知事選での「民主長崎県政をつくる会」の深町たかお候補への支援を訴えました。