NPT会議に向けて、世論の結集を
 長崎原水協が今年の署名スタート


 1月2日午前、長崎原水協は長崎市の平和公園で、NPT会議に向けた「核兵器のない世界を」の署名活動をスタートさせました。

 最初に、民医連、市従組などから集まった22人を前に大塚孝裕事務局長が、「今年はNPT会議が開かれる年です。世界の世論を結集し、会議を成功させるために、意気高く署名のスタートを切りましょう」とあいさつしました。

 この日平和公園を訪れた人たちは、原爆パネルを見ながら、次々に署名に応じていました。
 兵庫県から来たという女性の観光客は、「被爆65周年の年ですか。今年は核廃絶の運動が、いい方向に行けばいいですね。夏にはまた、長崎に来たいです」と署名してくれました。

 また、アメリカなど外国からの観光客も、足を止め、「日本人でなくても署名できますか?」などと尋ね、約10人が母国語で署名してくれました。

 この日の行動には、NPT会議に参加する4人も参加し、観光客らに懸命に署名を呼びかけていました。
 また、日本共産党からは、ふちせ栄子参院選挙区候補が参加し、共に署名を呼びかけました。

 この日は、1時間の行動で130人から署名が寄せられました。