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林業守れともに
森林組合と共産党が懇談
日本共産党長崎県委員会の山下満昭県委員長、渕瀬栄子党国会議員団県事務所長は18日、諫早市にある長崎県森林組合連合会を訪れ、羽野義人専務理事と懇談しました。
山下委員長は志位委員長の全国森林組合大会でのあいさつや党の林業政策などを手渡し、県内の林業の現状についてたずねました。
羽野氏は、木材自由化で価格が安く、経費を賄えない状況があると述べ、「おそらく林業で生計を立てている個人事業者は県内にいないのでは」と語りました。
コスト削減に努力しつつも、5f以下の所有者が99%以上を占める長崎県では機械化が難しく、そのことが林業を困難にしていると指摘しました。
また、「川上(林業)と川下(需要)が一体となった施策が必要」だと述べ、「国内の需給率を上げなければ解決しない」と強調しました。
さらに、林業が雇用対策や環境対策、防災でも有効な手段であるとして森林の「国策による保全」を求めました。
山下委員長は、党として林業の発展に力を尽くす決意を述べました。 |