「しんぶん赤旗」2009/12/15
深町氏の事務所開き 
暮らし応援の長崎県政に


 来年2月、知事選をたたかう「民主長崎県政をつくる会」の深町たかお候補の事務所開きが12日、長崎市で行われ、約70人の支持者が選挙勝利の決意を固め合いました。

 「つくる会」を代表して長崎県商工団体連合会の吉次実男会長が、「自公政権を退場に追い込んだ大きな世論を今度は地方から。団結して民主的な県政をつくろう」とあいさつ。

 青年や女性、「よみがえれ!有明海」訴訟の代表などが「地域を切り捨てる県政を変えるには知事を変えるしかない」「『つくる会』の構成団体として民主的な県政を実現するためにがんばりたい」と決意表明しました。

 あいさつに立った深町候補は、諫早湾干拓、石木ダム、長崎新幹線など大型開発事業を進めながら県民のくらしを切り捨ててきた金子県政を批判。

 「知事が変われば県政を変えることができる。ムダな大型公共事業を中止・見直して、県民のくらし・地場産業を応援する県政をつくる。そのためになんとしても知事選に勝利したい」と決意を述べました。

 事務所開きに駆け付けた元教師の男性は、「長崎県の高校は授業料の取り立てがきびしく、また、周辺校は統廃合されました。教育分野に力を入れてほしい」と話しました。