「しんぶん赤旗」2009/12/11
核廃絶署名に協力を
 県原水協 15万めざし訪問


 来年のNPT会議までに「核兵器のない世界を」署名の県内15万筆達成をめざそうと、原水爆禁止長崎県協議会などは教会や寺、神社など宗教団体を訪問し、署名への協力を要請しています。

 訪問した多くのところが快く署名用紙を預かり、「大きな催しがあるので署名用紙を多めにください」などと話す寺も。掲示板にポスターを張り出している寺もあります。

 ある神社は「署名コーナーをつくりましょう。集まった署名は郵送したらいいですね」など積極的に受け止められています。浦上教会や中町教会ではミサで署名が紹介され、多くの署名が寄せられています。

 県原水協は9日、平和公園で署名に取り組みました。

 修学旅行生が多く見られたこの日、高校生たちは誘い合って署名。署名用紙を置いた机は高校生たちでいっぱいになっていました。原爆パネルに見入り、メンバーの話にうなずく姿も見られました。

 県原水協の片山明吉事務局長は、「NPT会議へ代表を長崎から25人派遣します。代表が一人1000筆の目標を持ち、先頭に立ってがんばりたい。また、代表派遣の取り組みと合わせ、署名のピッチをあげたい」と話しました。