上田氏議席守るも２議席に届かず
８日投開票された長崎県・雲仙市議選で、日本共産党の上田あつし候補（５２）＝現＝が当選し、現有議席を確保しました。
日本共産党は前回市議選票を1.5倍、衆院選比で2.4倍に伸ばすなど健闘しましたが、矢崎かつみ候補（５９）＝新＝が挑んだ２議席目には届きませんでした。
上田候補の選挙事務所でテレビの開票速報を食い入るように見ていた約人の支持者は、上田候補の当選がほぼ確実になると、「よかった、よかった」と安堵の表情を浮かべ、お互いの労をねぎらいました。
駆け付けた住民は「これからも議会のようすを知らせてほしい」「いままで以上に議会ではっきりものを言ってほしい」など上田候補への期待を口にしました。
上田候補は、新市庁舎、長崎国体のためのサッカー場建設に反対し、「ムダな公共工事をやめて、暮し・福祉の充実を」と訴えてきました。