「しんぶん赤旗」2009/10/24
雲仙市議選 
ムダ遣いただそう 
上田、矢崎候補必ず

 長崎県の雲仙市議選が11月1日告示(8日投票、定数26、4減)されます。日本共産党は上田あつし(52)=現=(写真左)、矢崎かつみ(56)=新=(写真右)両候補を立て1議席増の2議席をめざします。

 党が取り組んだ市民アンケートには、「国保税・介護保険料などの負担が大きい」「収入が減り、教育費の捻出が厳しい」など生活の厳しさを訴える声が寄せられています。
 一方、雲仙市は新市庁舎(市負担24億7千万円)や2014年の長崎国体のためのサッカー場(同2億4千万円)の建設などを進めようとしています。

 市民からは、「市庁舎はまだ使える」「サッカー場はいらない。既存の施設を生かすべき」など税金のムダ遣いに対する批判の声が上がっています。

 上田市議は、議会でただ一人サッカー場建設の見直しを要求。市庁舎問題でも「合併協定で建設が決まっていても変更もあり得る」との市長答弁を引き出しました。

 2議席目をめざす矢崎候補は元旧千々石町議。住民からは、「親身に相談に乗ってくれる」と信頼が寄せられています。

 雲仙市議選は、定数4減の26議席に30人が立候補を予定しており、激戦が予想されます。

 上田、矢崎両候補は、県内で2番目に高い国保税の1世帯1万円の引き下げや乳幼児医療費助成の現物給付などの政策を掲げ、「税金のムダ遣いをただし、くらし応援の政治を」と訴えています。

 党支部・後援会は、「なんとしても党の2議席を」と奮闘しています。