「しんぶん赤旗」2009/10/18
白狐の妙技に歓声
若宮神社の「竹ン芸」
長崎市の若宮稲荷神社で200年以上の伝統を持つ「竹ン芸」が14、15両日奉納され、詰めかけた観客は秋空の下、妙技に見入りました。
「竹ン芸」は、高さ十数bの青竹の上で雌雄の白狐に扮した若者がさまざまな技を見せるもので、狐が竹やぶで戯れるようすを表していると言われています。
高い竹の上でさかさまになったり、竹をしならせたりするさまに観客は「おぉー」と声を上げました。
狐は、餅を観客に向かって投げ、観客は争って拾っていました。
「竹ン芸」は国の無形文化財でもあります。