「しんぶん赤旗」2009/10/16
「後期医療」即時廃止、最低保障年金つくれ
 長崎県でも年金者一揆


 全日本年金者組合が呼びかけた「2009年金者一揆」。

 これに呼応して年金者組合長崎県本部は14日、後期高齢者医療制度の即時廃止や最低保障年金制度の実現を求め、長崎市の鉄橋で座り込み・宣伝を行いました。

 濱岸利昭副委員長は、「わたしたちの運動が歴史を変える選挙結果を生みだした。要求実現を新政権に迫ることは歴史を前に進める力になる。臨時国会を前に公約実現を新政権に迫ろう」とあいさつしました。

 「だれでも生活できる年金を」と書かれたむしろ旗やのぼりをかかげ、チラシを配りながら署名を市民に呼びかけました。

 リレートークでは、「民主党は後期高齢者医療制度の廃止をマニフェストに掲げながら、これを先送りにしようとしています。保険料の負担は増えるばかり。即時廃止しかありません」「今日から住民税が年金から天引きされます。年金は生活の糧。天引きは許されません。生活を保障する最低保障年金を実現させましょう」などと訴えました。
 のべ約70人が参加した宣伝行動は市民の目を引いていました。

 署名した年配の男性は、「後期高齢者医療の保険料が高すぎます。完全廃止です」と話しました。