議席回復めざし山﨑候補訴え
長崎県平戸市議選が１１日告示され、日本共産党の山﨑かずひろ候補が約５０人の支持者を前に第一声を上げました。
現在、市議会には党の議席はなく、２４年ぶりの議席回復をめざします。
山﨑候補は、国保税の引き下げ、中学校卒業までの医療費無料化、一人親世帯の入学祝い金の復活などの公約を掲げ、「市民の声が届く市議会に」と訴えました。福祉切り捨ての市政に「福祉の心をなくしてしまったのでは」と怒りを表明。
市民から寄せられた切実な生活相談や自らの生い立ちに触れながら、「困っている人の気持ちがわかるつもりです。市政に福祉の心を取り戻すため、がんばり抜きたい」と党議席回復に挑む決意を述べ、参加者は大きな拍手でこれに応えました。
後援会が応援演説。「はっきりものが言える日本共産党の議席を市議会に」「山﨑さんの当選は、わたしたちが幸せに生きていく希望と勇気、喜びをつくること。要求実現にがんばってもらいたい」と激励しました。
第一声に駆け付けた６８歳の男性は、「底辺の庶民の声を議会に届けることができるのは共産党だけ。山﨑さんにその党の一議席を実現してほしい」と期待を寄せました。