建設的野党に期待
 田村氏ら10団体を訪問

 総選挙で九州沖縄比例ブロックの候補者として奮闘した田村貴昭氏が7日、長崎を訪れ、同比例候補(1区重複)ふちせ栄子氏とともに県労連や新婦人県本部(写真)、民医連など10団体を訪問しました。
 
 田村氏は、「最後までしっかり政策を訴えた。現有議席を守り、自公を退場に追い込んだ意義は大きい。党の論戦は正しかったと確信する。これからどんどん民主党に要求をぶつけていこう」とあいさつ。

 ふちせ氏も、「55000票獲得のためにがんばってきた。党のすばらしい力を感じた。この選挙で得られたものを次につないでいきたい」と述べました。

 各団体からは両氏に対するねぎらいの言葉とともに総選挙の感想が寄せられました。

 「建設的野党は受け入れやすかった。初めて共産党に投票した人が何人もいた」「共産党の誠実さはみんな認めている。向うから『比例は共産党』と言ってきた」など党へ寄せられた期待の声が紹介されました。

 また、「自公を落とさんがために民主に投票した人も伸びすぎたことに不安を持っている」「民主の公務員削減の内容は」など民主党大勝への不安、「『是々非々』の是の部分での協力が大切」など今後、党の果たすべき役割への期待が語られました。