「しんぶん赤旗」2009/9/2
三菱長崎造船所
 たたかいの歴史が本に


 150年の歴史を誇る三菱長崎造船所。その職場で労働者と日本共産党のたたかいを描いた「三菱もうひとつの素顔」(編集・党三菱長崎造船所委員会)が刊行されました。

 人間をもののように使い捨てる今の時代にも重なる、非正規社員制度廃止の先駆的なたたかい。

 粉じんの舞う職場で勝ち取ったじん肺補償制度。さまざまな差別や排斥を受けながらも労働者の苦難に心を寄せ、その解決のためにたたかった党と長船労働者の記録です。

 不当な迫害にも屈せず券N余、「人間の尊厳と自由」のためにたたかった党委員会の党史でもあります。

 党長船後援会の錦戸淑宏事務局長は、「三菱重工の150年史が黙して語らない内容も明らかにしています。ぜひ、多くの人に読んでもらいたい」と語っています。

 本のお求めは、日本共産党長崎県委員会095(849)6481、同南部地区委員会095(861)5133、紀伊国屋書店長崎店(夢彩都)へ。定価1500円。
 「戦後の三菱長船年表」(定価500円)も同時販売しています。