2009/9/1「しんぶん赤旗」
公約実現へ決意新た 
ふちせ栄子さんが訴え

 衆院選投票日から一夜明けた8月31日、日本共産党の比例候補(長崎1区重複)として選挙戦をたたかったふちせ栄子氏は長崎市内で演説し、総選挙での支援に感謝の意を表明するとともに党として公約実現に奮闘する決意を述べました。

 ふちせ氏は、日本共産党が現有9議席を確保し、比例九州・沖縄ブロックで赤嶺政賢氏を国会に送り出すことができたことを報告。

 新しい政権のもとで「よいことには賛成、悪いことにはきっぱり反対する」建設的野党として、「国民の利益を守るためにみなさんと力を合わせがんばる」と決意を表明しました。

 後期高齢者医療制度廃止、労働者派遣法改正の実現へ力を尽くすと述べ、憲法9条改悪、比例定数削減は許さないと力を込めました。「国民こそ主人公の新しい政治をつくるために力を尽くす」と述べるとともに今後の支援を呼びかけました。

 チトセピア前で40代の女性は新政権に、「今、子どもの学費が大変で苦労しています。子どものことを手厚くやってもらいたいですね」と話し、党が高校授業料の無償化、給付制奨学金制度などの政策を掲げていることを紹介すると、「ぜひ、民主党と協力して実現してください」と期待を寄せました。