「しんぶん赤旗」2009/7/23
「困った時に来てくれた」 
開門迫れる党だ 
仁比議員が漁民と懇談

 日本共産党の仁比聡平参院議員は20日、佐賀県太良町で、有明海再生を求める佐賀・長崎両県の沿岸漁民と懇談し日本共産党の躍進へ応援を求めました。

 日本共産党は衆院佐賀2区、同長崎2区に候補を擁立していません。

 これには、日本共産党の、ふちせ栄子衆院比例候補(長崎1区重複)、松尾征子佐賀県鹿島市議が参加しました。

 仁比参院議員は、諫早湾潮受け堤防(長崎県)排水門の常時開門を求める「よみがえれ!有明海訴訟」の弁護団の一員として、有明海沿岸の佐賀、長崎、福岡、熊本の4県漁民らとともに奮闘しています。

 仁比参院議員は今月も農水省で、一日も早い中長期開門調査と農地の排水対策などを求め、「有明海異変と漁業不振に苦しむ漁民らの自殺が相次いでいる」と訴えた同訴訟原告団とともに同席し政府に求めてきました。

 太良町での懇談で、「こんどの総選挙で日本共産党を大きくしてもらいたい」と切り出した仁比参院議員は、東京都議選の結果にふれ、国民の強い怒りと不満で自民・公明の連立政権の終えんの可能性を指摘し、「(民主党中心の政権に)常時開門させ、有明海の再生と、調整池背後地の農業者と漁民との共存をはかることを迫るのは日本共産党しかいない。ぜひ、比例2議席へ力を貸してほしい」と呼びかけました。

 うなずき聞き入る漁民は「長崎の民主は開門に反対している。困った時に真っ先に来てくれたのは共産党だけだった」「一人でも多く当選して(政治を)変えてもらいたい」との熱い期待と激励の声が寄せられました。