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2009国民平和大行進
長崎市で網の目に
長崎市内で毎年取り組まれている中学校区ごとの網の目平和行進。
17日、その先陣を切って日見中学校区で23回目の行進が行われました。
日見公民館で、「つるにのって」の映画を見た後、学童保育とんねるクラブの子どもたちをはじめ約130人が校区内を行進しました。「高校生一万人署名活動」のメンバー4人も参加しました。
公民館前で開かれた出発集会で、芝野由和実行委員長が「今年の行進は核のない世界に向かう希望の中での行進です。核兵器がなくなるまで運動を続けましょう。声を上げれば世界は変わります」とあいさつ。
子どもたちが「クリスタルチルドレン」を歌い、「わたしたちが未来をつくるために今やらなければならないこと」を歌で誓いました。
横断幕やのぼり、色とりどりの風船を持ち、校区内を行進。地域に定着している行進だけに、沿道の住民が玄関先に出て手を振る光景も多く見られました。
行進に参加した5年生の男子児童は、「原爆のことは学校で勉強しました。核兵器はなくなってほしいです」。年配の男性は、「高校生など若い人が参加していることに希望を感じます」と話しました。 |