「しんぶん赤旗」2009/7/10
核廃絶へ意気高く 
各所で69行動 被爆者も旅行者も


 8月の原水禁世界大会までに「核兵器のない世界を」新国際署名を長崎市内で25000筆集めようと、署名推進市実行委員会に加わる各団体は9日、市内各所で署名活動に取り組みました。

 原水爆禁止長崎県協議会は平和公園で(写真)。中国や韓国の旅行者も多く、中国語・韓国語で署名を呼びかけたボードを見て署名していました。学校のフィールドワークで訪れた市内の中学生もこぞって署名。「戦争にならないようみんなと仲良くしたい」と話していました。

 毎月9日11時2分に鳴らされる鐘をつきにきた80歳の被爆者の女性は、「これまでがんばってきた甲斐がありました。原爆を落とした国が削減に向かうことには大きな意義があります」と核廃絶へのオバマ大統領の姿勢を評価しました。

 日本共産党県委員会は住吉商店街で行動。ふちせ栄子衆院比例候補が「日本共産党は綱領に核兵器廃絶を掲げる党です。みなさんと力を合わせて核兵器も戦争もない世界を築くために力を尽くします」と訴えました。

 新婦人は長崎市役所前で、日本共産党中央支部は新大工町商店街、憲法改悪阻止共同センターは大丸前などでそれぞれ署名を呼びかけました。