「しんぶん赤旗」2009/07/04
最低保障年金実現へ定期大会
県年金者組合


 全日本年金者組合長崎県本部の第21回定期大会が6月30日、長崎市内で開かれました。

 横崎重雄委員長が、「年金者組合が社会の変革に果たしている役割、存在価値が広がっている」とあいさつ。

 日本共産党のふちせ栄子衆院比例候補は、「人間らしくいきいきと暮らしていける社会を取り戻すためにがんばりたい」と連帯のあいさつを述べました。

 西弘敏書記長が、最低保障年金制度実現、後期高齢者医療制度廃止の取り組みなどこの間の活動を報告しました。

 討論では、後期医療保険料の年金からの天引きに対する怒りや高齢化が進む中で地域での目配りの重要性、老人会への参加の必要性などが語られました。また、「レクレーションをどんどんやる女性たちが元気」「共同墓地を作ったらどうか」などの意見も出されました。

 大会は、最低保障年金制度の実現、後期高齢者医療制度の廃止、高齢者が利用できる介護制度の実現、高齢者の1%の組合員をめざす次期方針を決議しました。

 新役員に宮地昭委員長(新)、平尾周二書記長(新)が選出されました。