「しんぶん赤旗」2009/6/23
佐々町議選
仲村氏が2位当選
 得票・率とも大きく伸ばす

「やった!2位当選だ」。長崎県佐々町議選(定数10)で日本共産党の仲村よしひろ氏(68)が前回より得票率を3.37%伸ばして773票を獲得し、6期目の当選を果たしました。

 得票数は05衆院選比2・05倍、07参院選比2・63倍です。

 定数3減のきびしい選挙だっただけに、当選の報が入ると仲村氏宅に待機していた支持者らから一斉に拍手が起こりました。支持者らは握手し合い、仲村氏とお互いの奮闘を喜び合いました。

 今回の選挙は佐世保市との合併問題の行方がかかった選挙でした。仲村氏は合併協議会設置に反対の意思を示した住民投票の結果を尊重し、佐々町の発展をともに考えていこうと訴えていました。

 支持者の一人は「住民投票の尊重を訴えたことが住民の共感を呼んだ。党への期待を感じた」と話し、この問題で日本共産党の果たした役割の大きさを強調しました。

 仲村氏は「議案提案権も得ることができ、責任の重さを感じている。この結果を総選挙での日本共産党への支持に結びつけていきたい」と決意を語りました。

 町議選と同時に行われた町長選挙では合併に慎重な町長が大差で当選し、町議も合併推進派は少数となりました。