「しんぶん赤旗」2009/6/14
田村、ふちせ両比例候補
核兵器廃絶へ共同して

 県医師会や原水協と懇談

 今年3月、日本医師会が「核兵器廃絶決議」を行ったことから、日本共産党の田村貴昭衆院比例候補、ふちせ栄子同候補(長崎1区重複)は11日、長崎県医師会を訪問し、福島建一副会長、山口佳事務局長と核廃絶について懇談しました。

 ふちせ候補が志位書簡とそれへの返書を紹介しました。

 福島副会長はオバマ演説に歓迎の意を表明。難しい問題だとしながらも、人類の存続を考えれば環境問題も含め、将来を見据えた目線で考えるべきであり、現実と理想のギャップをどう埋めるかが課題だと語りました。

 田村候補は、核兵器廃絶へ党として役割を果たしたいと述べました。

 両候補は、原水爆禁止長崎県協議会とも懇談。片山明吉事務局長、大塚孝裕次長が応対しました。

 片山氏は志位書簡と返書は画期的な前進を切り開くきっかけになるとその意義を評価。今の情勢をつくり出した世界大会の役割を強調しました。

 大塚氏は今、大きな節目にあると述べ、「平和は署名など日常できることの積み重ね」であり、「それがどれだけ広がるかで世論が決まる」と語りました。
 
両候補は、原水協と力を合わせ奮闘する決意を述べました。