「しんぶん赤旗」2009/6/12
長崎1区決起集会
核ない世界へ被爆地から

  田村、ふちせ候補訴え


 総選挙を目前に、日本共産党長崎市後援会と長崎南部地区委員会は10日、長崎1区総決起集会を長崎市内で開きました。

 山下満昭党県委員長が第8回中央委員会総会について報告。改憲や定数削減を目論む自民、民主の悪政から国民を守ることができるのは日本共産党だけだと強調し、衆院選へ決起を呼びかけました。

 各後援会が決意表明。被爆者は、「被爆体験者」運動の中で党が果たした役割を紹介し、「共産党のおかげでここまで来た。共産党の議員が増えなければ被爆者は救えない」と訴えました。青年は、党綱領を学ぶ中で社会の矛盾に気づいたと述べ、「これを解決できるのは共産党」だと発言しました。

 田村貴昭衆院比例候補は、「平和、くらしが大切にされる社会の実現へ、みなさんとともにたたかいたい」と九州・沖縄で赤嶺政賢議員に続く二議席目をめざす決意を述べました。

 ふちせ栄子候補は被爆者の声を紹介し、「核兵器のない世界を築くために、核廃絶を綱領に掲げ、被爆者・国民と力を合わせてきた日本共産党の議席を大きく伸ばしてほしい」と訴えました。

 参加者は、「日本共産党を伸ばすことで国民ののぞむ明るい未来が見える。選挙は本番。みんなでがんばりたい」と話しました。