「しんぶん赤旗」2009/6/11
「核兵器廃絶」世界に響け 
共産党が宣伝・署名

 「核兵器廃絶の被爆地の願いを世界に届けましょう」。

 9日夕、日本共産党長崎県委員会と長崎南部地区委員会は長崎市の鉄橋で「核のない世界を」の署名・宣伝行動を行いました。

 オバマ米大統領にあてた志位委員長の書簡への返書や党と被爆5団体との懇談を紹介したチラシを配り、署名を呼びかけました。

 ふちせ栄子衆院比例候補(1区重複)、堀江ひとみ県議、津村国弘、牧山隆長崎市議らがマイクを握りました。
 オバマ演説や志位委員長の書簡なども紹介しながら、「核廃絶の機運が高まっています。オバマ大統領の演説は被爆地のたたかいがあったからこそ。世論の力が世界を変えています。核兵器廃絶の声を広げましょう」と訴えました。

 帰宅途中の市民や高校生らが呼びかけに応えて署名。留学生らしい中国や豪州の若者も協力しました。

 署名した高校生は「オバマさんはすごいと思う」と話し、専門学校に通う女性は、「オバマさんはいいですね。日本の政府もがんばってほしい」。

 45歳の女性は、「大国から廃絶の先鞭を切ることはいいことです。簡単ではないと思いますが期待しています」などオバマ演説と核廃絶への期待が語られました。