「しんぶん赤旗」2009/5/20
ソマリア派兵やめよ 
長崎市で2団体が宣伝


「ソマリア沖への自衛隊派遣、海賊対処法に反対し、憲法九条を守りましょう」。

 憲法改悪阻止長崎県共同センターと憲法改悪反対ながさき連絡会は、十五日夕、長崎市の鉄橋で「守ろう憲法!大宣伝行動」に取り組みました。

 同センターに結集する民主・労働団体がのぼりや横断幕を掲げ、チラシを配りながら署名やシール投票などを行いました。

 日本共産党の堀江ひとみ県議(写真下)、牧山隆、中西敦信両市議も参加し、「今、憲法が危なくなっています。海賊対処法は憲法を形骸化するものです。また、来年五月、国民投票法が施行され、改憲へ向け動きだしています。九条を守る運動を広げましょう」などと呼びかけました。

 帰宅途中の市民や高校生らは、足を止め、署名やシール投票に応じていました。

 署名した女性は、「憲法を変えることには反対です。戦争を経験したものとして戦争はもう二度といやです」と話しました。若い女性は、「憲法九条がなくなれば世界から信用されなくなってしまうと思います」と世界的に九条が果たしている役割を強調しました。

 佐世保基地や長崎港の軍事利用などを示すパネルも展示し、二時間にわたって賑やかに宣伝しました。